彼女の歌声としては白血病が発覚した後の「アメージンググレース」をお聴きになった方が多いと思います。
'70~'80のアイドルは家庭にテレビが一台でスマホやゲーム機が無い時代。
家族全員がゴールデンタイムにお茶の間に集まって生放送番組を見たりしていました。
今のように多人数のグループではないので、一人一人の歌のクオリティーが問われていた筈で確かにこの辺の年代のアイドルの歌唱力はすごいです。
その中でも群を抜いていたのは彼女の歌唱力ではないでしょうか。
私が探した動画の中で最もお気に入りなのは、亡くなる前に全てを悟ったように歌う「アメージンググレース」ではなく、デビュー2年後に発表された作詞:秋元康、作曲:筒美京平のこの曲が心に響きます。秋元さんの歌詞がものすごいよくて、更に作曲はこの頃の曲でいい曲だなあと思ったら必ずこの人の作曲であった筒美さんの作曲、正に黄金コンビだったんですね。そして生き生きと青春を謳歌している彼女の歌声。
幸せに長生き出来ればそれに越したことはありませんが、短命でも人にここまでの影響を与えて生きたのなら充分価値がある人生だったのではないかと思います。
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2019年07月01日(Mon) |
邦楽 |
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