武満徹さんはクラシック現代音楽、日本のスーパースターだったのではないでしょうか?
このノヴェンバー・ステップスはある程度音階というものに縛られたクラシック音楽と、尺八と琵琶という「めり」とか「かり」と言われる曖昧に上下する音程を表現する楽器との融合を試みた非常に緊張感ある曲に仕上がっています。
この動画は武満徹さんと親交が深かった(初演時の指揮者である)小澤征爾さんの若かりし頃の指揮のもと演奏されており、名演だと思います。
ともすれば不協和音に終始してしまいがちな現代クラシック音楽ですが、和を取り入れた事によって欧米の方にも広く受け入れられたのでしょう。
ノヴェンバー・ステップス(1/2)
ノヴェンバー・ステップス(2/2)
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